ふとネットサーフィンの途中で立ち寄られた「かかし」さんのコメントに対する
公開往復書簡のつもりで書き始めました。
本来は連絡先等がわかれば直接メール等でお返事するのですが、
せっかくですので生協の白石さんみたいにパンチの効いたことは言えませんが、
one for allの精神で。
既に資料等で既知の内容もあるかもしれませんがご容赦ください。
>仕事をもっていて、一年間にどれだけの単位が取れるものでしょうか。
>ざっと案内を読んだのですが、一体どれくらい取れるものか、もちろん
>人によっても違うと思いますが見当がつきません。
履修の上限は40単位だったと思いますが、
なかなか40単位フルに単位修得されたという方は…いたら教え欲しいぐらいです。私の周囲では、年間で20〜30単位といったところでしょうか。
単位取得のために必要な方法は大方以下の4つです。
通信課題のみ
通信課題+試験
通信課題+スクーリング
スクーリング
既に出版社でお仕事をなさっているのであれば、
下記の課題の内容から、作業量などが少しかいま見えるのではないでしょうか。
専門コース(各コースへのリンクから専門科目の授業内容がわかります)
http://cc.musabi.ac.jp/course/senmon06.html
シラバス
http://cc.musabi.ac.jp/introduction/syllabus/syllabus06.html
また、通常期、日曜以外は吉祥寺の事務室は開いていますので、
事前に連絡の上、教科書やシラバスの詳細(ウェブには載っていませんが、
参考図書や課題の概要が載っています)を閲覧できるといいでしょう。
注意点はスクーリングと通信課題がセットになっている授業が多いので、
通信課題を出さずに(出せずに)単位取得に至らないケースが多いよう
です(私もそうですが・・・)。
通学課程との違いは、一度スクーリングを受講し不可の評価がつかなければ、
その評価は履修登録し続ける限り有効です。従って、通信課題を1年目に出し、
翌年スクーリングを受けるといった2年計画の履修(継続履修)も可能ですが、
科目によって取り組む順序が指定されているのでその点注意が必要です。
但し、履修登録の上限が決まっていますので、
継続履修の科目が多ければ多いほど、新規の科目が取れなくなります。
もちろん、継続しないで他の科目を新規履修してもいいのですが、
この点は担当課へ確認してみてください。
編入されるのかにせよ、1年からはじめるにせよ、
ゆっくり時間を掛けられて取り組まれてはいかがでしょうか。
>それに伴い、スクーリングは年に何回くらいなのでしょうか。
>これも取る科目によって異なるとは思いますが。
>ただ、平日にスクーリングというのは、pikarinさんの知人の方々も
>上手く都合をつけてやっておられるのでしょうか。
一年で一学年上がることをお考えであれば、
年間で4〜6週間程度のスクーリング(以下「スク」と略します)が
必要だと思います。これは、1年から順当に取り組むか、
編入学するかでもだいぶ異なってくると思います。
平日にスクが開講されるのは、夏の期間中です。
「月〜水」「木〜土」「月〜土」(これは専門やコース必修が多い)
週末スクは「金・土・日」が1パタン(1単位分)に当たるので、
この点を加味して次年度のスケジュールは前年中に発表がされます。
ですので、来年4月からのスケジュールはそろそろ発表されると思います。
休みのやりくりは、専門科目は特に年度内の複数開講が少ないので
(逆にだからこそスクで共通の仲間を作ることもできるのですが)
勤め人であれば、有給や代休などでやりくりをするということになると思います。
>そこで、その5年で何か出来ないかと思い、デザインを改めて勉強し直
>したいと考えました。
せっかくですので、かかしさんが考えている「デザイン」とは何か
伺えればと思います。おそらく、スク中のいろんな場面で問われると思います。
私が指導を受けたことのある教員から、
「デザイン」という言葉は「メディア」や「コミュニケーション」といった言葉と
一緒でマジックワードであり、わかったようになった気で使ってしまう
危うい言葉だと言われました。
私自身、まだ「デザイン」の定義を探し続けている身でありますが,
概してデザインとは、「世界を変えうるもの」であり
「人を幸せにする人間の営み」だと思います。
それだけにジャンルはさまざまですが
デザインという営みを仕事とする方にはあこがれます。
ただ、これはデザインの一側面なので、その時その時ごとに
「デザイン」の定義について捉え直すことが必要だと思っています。
かかしさんはどのようにお考えでしょうか?
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