いかに道具をコントロールするか。
楽器職人と楽器を選ぶプロの演奏者とのやりとり。
アマチュアでも、使う者にとっては大切。
確かに習い始めた頃はそうした違いすらわからないのかもしれないが、
コンピュータと違い、身体を用いる「作音楽器」である以上奏者の癖がある。
下手なりにも、耳が肥えていれば「こう表現したい」、という欲求もある。
僕はどうだったか。
表現したいという欲求が先行して技術が伴わないことが多かった。
その技術を「誰にも負けない」ものにすることなく、そつなくここまで来た。
器用貧乏なのかもしれない。
でも、技術は自ずと後から追いかけてくる。
「コンテンツが大切」。これまで歩んできた中で出会った師達の教えである。
NHK「平成若者仕事図鑑」(2004年度再放送)を見ながら。
http://www.nhk.or.jp/shigoto/2004/list/33/index.html
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