ハロルド・A・イニス『メディアの文明史/コミュニケーションの傾向性とその循環』久保英幹訳,新曜社、を思い出す・・・。
国際交通安全学会誌 Vol. 25, No.4
佐野充「交通とメディア」特集にあたって
p.4
「交通は、通信とともに、現代生活に欠くことの出来ない経済・
社会生活基盤であり、ユニバーサルサービスとしての役割を果たしている」
p.4-5
今日、メディアは、もはや経験の外的な条件としての単なる媒体・手段ではなく、我々の運動能力や感覚能力を構造化し、拡張する装置として存在している。言いかえれば、我々の経験を内部から再構成し、次の行動に向かわせるエネルギーとして捉えることができる。言葉・交通機関・通信機器に加え、住居・衣服・紙・写真・CDなどがメディアとしてあげられる。
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