表題の人材の必要性を感じた、今日のコンピュータ・リテラシー1の講義内容。
実習のメインはホームページをタグを用いて作成することなので、
講義の部分は少ないのだが、数少ない講義時間のうちの話で感じたこと。
p2p(peer to peer)技術の話の解説。
技術的にはIP電話もWinnyに代表されるファイル交換ソフトも
同じにもかかわらず、さも、後者、特にソフトを開発した係争中の作者が
悪者と頭越しに言われてしまうという点を鑑みる必要がある。
ソフトを開発したことが「犯罪ほう助」につながるという論法が通るならば、
ダイナマイトや核融合によるパワーに気が付いた研究者も「犯罪ほう助」と
言えてしまう。こうした論法は間違っているし、当時ある新聞には
「ソフトを開発した人間が悪い」的な書き方がされていたといい、
そうした誤った認識が招く悪影響を先生は懸念していた。
技術の内容を伝える「科学技術ジャーナリスト」の必要性。
技術立国の復興や未来の子供たちに科学技術に関心を持ってほしいという
政策的側面もあるのだが、あらためて、今ある技術を伝える
プレゼンテーターが必要だと感じた。
加えて言えば、先生が強調していたのは、
むしろ「違法コピーソフト(含・有料フォントのコピー)」を使って
商売をしている人のことを著作権との関連で批判していた。
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