これで最終章。
今回は、これから一年かけて卒業に向けてアクションを取ろうと思っている
「コミュニケーションデザイン」についてまとめてみたい。
今回卒業した仲間では、
前章で言及した「オフィシャルな関係」との連絡だけでなく、
仲間同士、ちょうど2,3人の卒制提出の目的をともにした
「ユニット」とでも呼べる無意識のグループで
水面下、情報交換をしていたことがわかった。
個人的には、僕のところには何も連絡がなく、
みんなどうしているのだろう?、と気にばっかりなっていたのだが、
どうも「忙しいんだろうな」と敬遠されていたらしい。
たとえ、自分に向けて発しられていないメッセージでも、
苦しさ故に、何からのメッセージ性を何かに得ようとしていた時期があった。
先生からの電話より、職場の上司からの電話より、
仲間からの連絡や一行メールの方が勇気づけられたであろうことが、
幾度とあった。
だから、mixiやブログに書かれている日記や
日々の生活が気になってしまったりしたわけで……。
僕自身「人に対して関心がある」ということでしょうか。
そうした母親譲りの気性がなければ、今の僕もなかったと思うのです。
だいぶそれました。最終回なのでお許しを。
オフィシャルなコミュニケーションだけでなく
先輩や仲間とのつながりを作ること、
これを敢えて「コミュニケーションデザイン」という言葉を使いますが、
これがうまくできた人が最後までたどり着けたような気がします。
ただ、こうしたコミュニケーションデザインを作るために、
大学が手取り足取り行うのも筋違いだと思うし、
だからこそ、援助の制度としての「学習会」が存在する。
しかし、その学習会にも、
関心領域と適正規模、モチベーションの続く期間があるように感じてきた
組織というのはそういうものだとも思う。
「私的なつながり」を自らデザインし、
構築できた人たちが、
卒業制作を成し遂げられたような気がする。
付け加えていうと、卒制スクーリングは
どこかの年度に一度出席すればよいので、
場合によっては卒業制作展の当日まで、顔も名前も知らないで、
気が付いたら作品だけが「ポン」と置かれていた。
卒業式前日の卒制講評の時に「初めまして」ということもありうる。
(だからこそカリキュラム上、卒業制作エントリー条件の108単位を
クリアした人に対して
一度招集をかけた方が僕はいいと僕は思う)
こうしたこともあるから、
第一部に書いたような
通学生が取り組むような独自パンフ制作や
当日の展示計画や配置もどうしても先生方に任せざるを得ない、
というところだ。
(とはいえ、通学生と同じことをやろうとすること自体、
ナンセンスと言われかねないのだが)
来年度の卒業に向けてちょっと形にしたいことが
沸々と湧いてきたのでありました。
でも、僕にとっての今年度は終わっていないので、
まずは出せる課題を出しておくという挑戦は続きます。
出しておいて4月いっぱいはとりあえず、勉強のことを忘れる予定。
4月1日から1泊2日、バースデー割引を使って
「東京→札幌→那覇→東京」のなんとも環境に悪い一人旅を企画。
北海道では旭山動物園に行って、ラーメンすすって、札幌→那覇という国内最長路線をかっ飛んで、
沖縄はソーキソバ食って、泡盛飲んで、飛行機には乗り遅れないように。
沖縄で、半日で見て回れるところがあったら、どなたか教えてください。
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