今年のクリスマスイブ。実家にユーハイムのケーキを買って帰る。
ケーキの歴史は僕の歴史でもある(大げさ)。
幼少期、誕生日やクリスマスのデコレーションケーキは、
今はなき地元の街の洋菓子屋さんで買った。
その洋菓子屋さんには喫茶店も併設されていて、
そこにインベーダーゲームや、100円を入れて回すボール型の占いとか、
フォーク世代にはたまらない環境だった。
(年齢詐称はしていません)
その洋菓子屋さんでの大きな思い出は、
誕生日が4月ということもあり、小学校の入学祝いと「ダブルおめでた」
ということで、二段ケーキを特注で作って頂いたこと。
確か、10号ケーキの上に6号ケーキを載せて頂いたと思う。
友達を招けるほどの広い家ではなかったので、叔母が一人お祝いに来てくれた。
実際には、もう一人いたのだが・・・ダークな話なのでやめておこう。
このお店をたたんだ経緯は存じないが、
本店と支店があって、同じビルの1Fのコンビニが火事にあったのが
大きな要因だったのかもしれない。
洋菓子屋さんの面影もないが、そこで働いていた人たちが、
阿波踊りの連に入ることで出会い、今でも一緒に続けている。
街は変わっていっても、地域の「ヒト」のつながりは消えないのだ。
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