午前は久々に実家そばの床屋に行く。その後、1500坪もあるダイソーで買い物。
午後は部屋を片づけつつご飯の支度をして、ダイシンで買い物。
夕方、久々にプリンタの設定をし直し、卒制関連での調べた資料を打ち出し。
夜:Making for Ex-formation@青山ブックセンター・本店。
「出版に話がつながるという著名な先生になれるといいなぁ」と思いつつ聞いていた。
出た話のメモ書きを。原研哉氏が語ったことと自身が考えたことが混在しているので、
自分が読んで思い出せればいい程度のもので参考になりませんが。
(写真はそのメモなど)
●最初は「open museum」構想。ハコに縛られている今の「日本のmuseum」
欧:権力による収集
米:私財による収集
日:行政による収集
●「いかに知らなかったか」に気がつかせるための方法。
→「日本最後の清流」という言葉で語られたことによる先入観。
→芝刈り機で刈られた芝が、ふりかけのように情報となって頭に降り注ぐ
●人のアイディアを土俵に考える・取説のデザインのあり方
●川に対する「色の感覚」:作成者vs土着の人
●反復による「異化」
●期待する回答がある上での質問と、考える余地のない質問の違い
→「野球のヒーローインタビュー」vs「昨日の夕飯、何食べた?」「最近買った一番高いものは?」など
●展示を見に来てくれた人がどんな話をアテンドどしたか
意外と生徒から情報が得られていなかった原氏。
●最初に「四万十川」を知るための試みは、プロジェクタで投影してそれをトレースしたこと。
三人の方が最後に質問をしていた。
最初の質問は、質問者が整理し切れていなかったようで、答える生徒さん達も大変だったようだが、きっとそれは質問者自身が質問前に語った「社会学をやりながらこういった試みに取り組んでいてうまくいかない」といった言葉に表れていたように、質問者自身悩んでいたのだろう。でも、それに答えが出るような回答は戻ってきたとも言い難いのかも。
二番目の質問で、「あぁ、四万十川に続くEx-formationはムサビの卒業制作展を見に行けばわかる」と気がついた。
最後の質問は・・・アンケート書くのに夢中になってしまっていた。
原氏も「小中高」までで取り組む、正解がある教育中心ではない大学での教育を
どう取り組んでいこうか、といった問題意識からこうした成果が生まれたのだと僕は感じた。
閉会後、一緒に行かれるはずだった方の姿は見あたらず、
その場で会う予定だった方と駅まで。
本当は、三人で小一時間根詰めた話をしたかったが、お互い年寄りなので(!?)、そのまま帰ることにした。
(きっと帰っていなかったら、こうしてブログに記録が残ることはなかったと思われる)
最近は老若男女問わず、僕と相手の二人会話になると
僕が一方的にしゃべりっぱなしのことが多かった。
しかし今日は久々に、会話と会話の間の「間」を感じとることができた。
人の話を聞く体制が取れていたからでしょうか。
「よいお年を!」のご挨拶。ちょっとさみしい気もしたが、
うちの上司も金曜日で仕事納めだったし、そんな時期なんだな、と。
でも、このブログはまだまだ今年は締めませんよ。
むしろ年越しで書き続けていたり!?。
ごめんよぉ 昨日はいけなくって...
師走の現実に翻弄されているさ。
そんな時に10才以上年下の優秀な人たちの
笑顔をみたくなかったのさ。
投稿情報: tmx | 2005-12-19 17:06
あ、あれ?
いらっしゃったんですね?
同じ空間に〜!!
案外気付かぬものですね…。
投稿情報: re | 2005-12-19 19:44
tmxさん>
そうかぁ。優秀なんだぁ・・・。そんなひがまないでくださいな。
って、もう一人が誰のことかわかっているのかしら?、tmxさんは??。
でも、僕から見ても優秀だと思います。出来のいいかわいい後輩です。
reさん>
S.J.くんと前の方、真ん中あたりにいませんでしたか?。
感のいい人は僕がいたこと、気がつきますよ。
白状しますが、二番目の質問者は、何を隠そう僕ですから(笑)。
投稿情報: pikarin | 2005-12-19 21:31
いや〜ん、
気付いてたなら声かけてくださいよぉ〜。
大ヒット・マイ挿し絵の
ノートをお見せしたかった。
投稿情報: re | 2005-12-21 21:56