この引用は、私の思考の意図的なものなので、引用する際は、文脈を抑えた引用が求められる。
p.10
「グラフィックデザインは視覚言語と呼ばれる<写真><イラストレーション><文字・活字><色彩><形>などを単独であるいは組み合わせて、解決すべき問題の視覚化を行ない、社会生活や経済活動を間接的に支援する」
p.56:写真の特性
「機械による視覚は、肉眼の視覚や絵画と並び、われわれが用いる視覚行為の1つであると捉えるなら、このベクトルにおいて写真は他とは異なる的確さと正確さを持っていると言うべきだろう」
p.56:記号としての写真
「写真は、われわれの見たことのないモノを、初めての視覚の経験として提供することも可能なのだ。このことは、写真や映像が視覚に働く、もっとも雄弁なテキストとして機能することを意味する」
p57:ビットイメージー現代社会における写真
「もはや、写真においてその撮影行為や機材、また、出力される結果をデジタルかアナログかを問うこと自体は重要でないだろう。むしろ、ビット化(デジタル化)され、必要に合わせてさまざまな結果に結びつけられている写真が、われわれの日常や社会においていかに多様化しているかを考えるほうが重要だろう」
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