課題1:出題内容
共通のジャンルに分類できる特定の施設を3カ所以上自由に選び、
画像・図形・文字・動き・音 及び 温度・におい・味・感触
の9つの共通項目でフィールドワークして得られた情報をまとめる。
また、取材活動やその結果から得られたことについて、合計800字以上のレポートにまとめる。
さらに、各々の取材情報を多数車に効果的に伝えるためのプレゼンテーション用制作物も提出する。
【提出物と、学習指導書から読み取ったねらい】
A)施設取材(フィールドワーク)の内容などを文章でまとめたレポート
盛り込むべき内容
●取材対象の選択の過程
●フィールドワークの状況
●取材方法の解説
●データ分析の工夫と結果
以上を正確に文章化しながらも、読み手がフィールドワークで得られた感覚が共有できるような工夫を考慮
必要な情報処理は
●共通取材項目の情報から各種罪場所の特徴(共通点と差異点)を分析すること
●テーマと繋がらない情報はレポートにも制作物にも最終的には必要ない。
●「雑多な情報群から必要な内容を抽出して、何らかの傾向やその背景事情までを読み取って欲しい。そのうえで、学習者なりの分析を経たまとめを考える」
B)出題にあげた9つの共通項目についてのフィールドワークデータ
●異なる種類の情報を効果的に組み合わせて斬新な表現へと繋がることを期待
→客観的にわかりやすい基準があれば評価の表現は自由
フィールドワーク上の注意(自分にとって大切なこと)
●全景と個々に目についたもの・ことを1〜3メートルくらいの距離で描く(スケッチ/撮影等)。
C)プレゼンテーション用制作物
フィールドワークで調べた共通項目の情報を踏まえて、そこから発展した内容で作られること
●見慣れたものを別の感覚でも捉え直して新しい発見を引きずり出し、自分にとって新規の観点で表現するように努めること。
プレゼンテーションにおいて見る側を惹きつける工夫として挙げている内容
●変化の要素の見せ方の例
→色で見たり、密度を図形化
→静止した対象ならこちらの視線を縦横に移動させて動的に観察
→音を時空上で視覚化
「レポートの内容を説明するという想定で、スムーズで効果的な理解を促す『図解』といったくらいに割り切った方がいい」
コメント