何のほんのコピーかは不明だが、引用が載っていた・・・
「第2章 コミュニケーションと自己」だけでは本はわからないが・・・
ジェームズ(James, 1890)は、人が「自分のもの」として考えているすべてのものを、
客体としての自我あるいは自己(me)として想定している。
自己の構成要素にはさまざまなものが含まれているが、
ジェームズはこれを次のように分類した。
1)物質的自己(material me)
→自分の身体、衣服、家族、家、財産・所有物など。
2)社会的自己(social me)
→人がその仲間の人たちによって知られている姿やもたれているイメージ。
3)精神的自己(spiritual me)
→人が自分のものとして認めている意識状態、心的能力、情緒、欲求などの諸傾向。
ジェームズのいう精神的自己と社会的自己は、
自分と他人との間のコミュニケーションを通じて大きな影響を受ける。
つまり、「私」が知っている自己に関する情報を他者に伝えることによって
社会的な自己は変化するし、
他者が知っている「私」に関する情報を受け取ることによって
精神的な自己も変化しうるのである。
このようなプロセスを図式化したのが「ジョハリの心の4つの窓」である。
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